カテゴリ:5日間カフェ 5days of café( 6 )

アクアカフェの5日間 5 days of @KCUA Café

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アクアカフェ 外観 outside of @KCUA Café
アクアカフェ 内部 inside of @KCUA Café
アクアカフェ 光と影 light and shadow in @KCUA Café

2010/8/18(水) August 18(Wed)
2010/8/19(木) August 19(Thu)
2010/8/20(金) August 20(Fri)
2010/8/21(土) August 21(Sat)
2010/8/22(日) August 22(Sun)



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by aKCUA-Cafe | 2010-09-10 23:00 | 5日間カフェ 5days of café

アクアカフェ 内部 inside of @KCUA Café

@KCUA Cafeの内部。

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室内は、長軸4800・短軸4050の正楕円。壁高3000、天井高4400。
ふたつのアーチ型のにじり口は、高さ950・幅900、北西と南東に開く。
内径約3000の6つの窓が等間隔に空間を取り巻く。
中心に長軸1200・短軸800、厚み12の正楕円のガラステーブル。
まわりに窓と同数の6つの丸い座イスを置く。
中心に、土塀の土の中から見つかった寛永通宝を吊るす。
長谷川直人さんの陶の作品がさりげない気配をもって壁につけられる。
竹の樋が室内を貫通し、疏水から汲み上げた水がたえず流れ、外の桶に落ちる。


@KCUA Cafe 外観
@KCUA Cafe 光と影

5日間カフェ 5 days of @KCUA Cafe top



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by aKCUA-Cafe | 2010-09-10 21:00 | 5日間カフェ 5days of café

アクアカフェ 光と影 light and shadow in @KCUA Café

アクアカフェは、うつろう光のうつわでもあった。

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(撮影:南大樹)

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日中は、塗り残した屋根の小さな穴から、光の粒子が降ってくる。
夕方には、カメラオブスキュラ的な効果で、赤い鳥居の柱の像が反対側の壁面にぼんやり浮ぶ。
日が沈むと、円窓から入った街灯の光が、丸い円盤を壁にうっすらと描く。
窓は6つだから、合わせて12の円形が現れるという構想(もっとも同時にではないが)。

明け方は、東山からのぼった朝日が、室内で光のドラマを繰り広げる。
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「作品」とはやはり、「空なるうつわ」たるべきか。
しっかりつくり、しかるべきところに配すれば、森羅万象のエッセンスがそこに注がれる。


5日間カフェ 5 days of @KCUA Café top




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by aKCUA-Cafe | 2010-09-10 20:00 | 5日間カフェ 5days of café

アクアカフェの5日間:1st day, August 18(wed)

2010年8月18日(水)、アクアカフェ、オープン1日目。

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朝10時、吉井工務店の人たちが現場に残っていた足場やシートを持ち帰って下さる。
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平行して開店準備。
まわりの道具類の片づけと清掃、看板の設置、水路の設置、室内のテーブルセッティング・・・
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陶磁器専攻3回生の学生たちによる課題作品「水の器」をガラスのテープルに並べる。
ガラスの天板は、長軸120cm、短軸80cmの正楕円、厚みは12mm。鉄製の脚は、施工を手伝って下さっている長谷川直人さんによる。6脚の丸イスも長谷川さんから提供を受けた。
来客に無料でふるまうのは、京都市の災害用備蓄飲料水『疏水物語』(協力:京都市上下水道局)。
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通水を見届ける森公一さん(「生存のエシックス」展『光・音・脳』プロジェクト担当)。
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特製エプロンは、スタッフの小林まり絵作。
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スタッフ証を一回生の南君が作成。
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食器を洗う水は、「シクロクリーン」で浄化した疏水の水。
シクロクリーンとは、水道施設がない地域や災害で打撃を受けた国で、人々に安全な水を供給すべく、日本ベーシック(株)が開発した製品。
電動ポンプ代わりに人力で自転車をこぐ。
「水のゆくえ」プロジェクトをいっしょに進める中ハシ克シゲさんが日本ベーシックから借りてきたが、美術館内では水は使えず、デモができないというので、アクアカフェでの活用を提案いただいた。
疏水の水を浄化した『疏水物語』を飲み、カフェ内を貫通して出てきた疏水の水を浄化して食器を洗う——テーマである「循環と再生」にぴったり合う。
自転車をこいで水を浄化するというのが、夏場にもふさわしく、観客にたいへん受けた。
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まもなく大枝アートプロジェクト実行委員長の西小路敏さん夫妻が来訪。
西小路さんは、大枝沓掛町の京都芸大の敷地のもと地主。@KCUA-Cafeにふさわしいお客さんといえる。

オープンした午後からは次々と来客があった。
水を冷やし、提供して、食器を洗う、というサイクルの確立が課題になった。


翌日=8/19(thu) August 19

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by aKCUA-Cafe | 2010-09-10 19:00 | 5日間カフェ 5days of café

アクアカフェの5日間:3rd day, August 20(fri)

2010年8月20日(金)、アクアカフェ、3日目。

ひとと水の原初的な関わりとして、「洗う」という行為がある。
アクアカフェの制作を通じて、「洗う」ことが「再生」につながることを実感できた。
かくて本日のメニューは、「洗濯」となった。

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ふんだんな水と光があり、それを受け入れる面の広がりがあれば、ひとの原初的行為はたいてい予想できる。手形は太古の洞窟壁画を思わせる。
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水があるということは、なんと幸せなことか。
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この日は金曜日で、美術館が夜8時まで夜間開館する。
日が落ち始めた頃、土や竹の調達でお世話になった大藪さん、松尾工務所の松尾さん、大五さんご夫妻が来訪。
ふだんはめったに美術館に行かない人たちだ。美術に関心がなくても、大事なものづくりの仕事をしている人たちはいっぱいいる。そういう人たちと、美術にたずさわるわれわれが、枠を取り払って交流しあえる場をつくりだすことが、@KCUA-Caféの目的のひとつでもあった。

大五さんの頭上に、円窓からの光で、光背のように丸い円盤が浮ぶ。写真を渡すと大五さんは大喜びだった。


前日=8/19(水) August 19(Wed)
翌日=8/21(土) August 21(sat)

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by aKCUA-Cafe | 2010-09-10 17:00 | 5日間カフェ 5days of café

アクアカフェの5日間:5th day, August 22(Sun)

2010年8月22日(日)、アクアカフェ、5日目、最終日。

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b0205315_141596.jpgこの日は、午後3時から、プロジェクトメンバーでもある前田剛志さんによるお茶会が開かれた。

映像とパフォーマンスのアーティストである前田さんが、あるとき、土塗りを手伝いたいという。メディアが正反対なのに不思議に思ったが、聞けばお茶を勉強していて、その関わりで陶器や土の奥深さに深い関心を持つようになったという。
道具を見せてもらったが、かなり本格的である。裾野の広い作家だ。

@KCUA-Caféの土壁や土天井の表情が、ユニークなお茶会を演出する。

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最終日ということもあり、制作中から何度も見に来られていた方々が再訪してくださった。
特に右手の上品な老婦人は、亡くなったご主人が琵琶湖疏水が大好きだったそうで、施工中に何度も見に来られ、疏水にちなんだお菓子を差し入れしていただいた。この日もおいしいお菓子を持ってきてくださった。
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お名前をついに聞きそびれたが、このおじいさんも制作中、毎日のように見に来られ、よく立ち話をした。近所にお住まいとお聞きした。

肩にかけられているのは、井上明彦の旧作『ツツヒキ』のパーツを転用した水の遊具。ゴムチューブの中に入った疏水の水が、からだの動きとずれて動き、身体感覚に働きかける。かたちも有機的に変形する。
こうしたツールを使ったフィールドワークやワークショップもアクアカフェのメニューに予定していたが、施工が長引いて、オープンわずか5日ではこなす時間がなくなった。
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とりあえずデモンストレーションをする。

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・・・かくて5日間のアクアカフェの開店期間は終わった・・・。




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アクアカフェの解体



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by aKCUA-Cafe | 2010-09-10 15:00 | 5日間カフェ 5days of café


水のゆくえ/アクアカフェ2010ドキュメント


by イノウエアキヒコ

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