藤森照信氏講演会「土と建築」 2010/7/30

7月30日(金)午後6時〜、藤森照信氏講演会「土と建築」
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「生存のエシックス」というテーマから、人が住まう空間やその素材・技術になんらかの言及があることが、展覧会の構成要素としても必要と思われた。アクアカフェで使っている土の建築的意味も、なんらかの方法で示す必要があった。だが、自分は制作に手がいっぱいだった。

藤森先生に講演をお願いしたのは、ある新聞記事で、「自分は最高の建材は木だと思っていたが、アフリカに行って考えが変わった。土だなと思うようになった」と語られていたのを知ったからだ。
焦点を「建材としての土」にしてもらいたいと思い、失礼ながら、藤森先生の建築写真ではなく、自分自身が撮ったジェンネの泥のモスクの裏口、そしてドゴンの穀物倉庫群の画像を使ってチラシをデザインし、先生に送って、暗黙にその意図を伝えた。
はたして伝わるか、心配だったが、さすが勘のいい人で、講演前日にご自身がアフリカに行かれたときのスライドを急きょ組み込んで下さった。

講演には、チラシに使ったジェンネの泥のモスクとドゴンの蔵がそのまま出てきて、もくろみ通りになった。土について自分の言いたいことを言ってもらえてありがたかった。

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また、施工中のアクアカフェの現場に来られ、土に多少砂利が入ったほうがひび割れに強くなること、凍結による崩壊は防ぎにくいことなど、いくつかアドバイスをいただいた。

じつは、この講演までに内壁を全部塗り終えていたかったのだが、悪天候と人手不足が重なって、かなわなかった。


講演記録(ART iT, Lecture@Museumシリーズ)

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by aKCUA-Cafe | 2010-09-05 19:00 | 制作プロセス process


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