つちのいえ House with earth (3) 二重竹小舞、土練り、土塗り

二重竹小舞 double bamboo mesh

壁厚を出すための独自の工夫。
通常、竹小舞は一重で、最初、オモテから土を塗り込んで、はみ出た部分を裏側から塗り込んでいく(裏なで)。それを繰り返して、荒壁、中塗り、と進んでいく。それゆえ、何度も塗り重ねないと、壁をあまり厚くすることはできない。
これに対し、つちのいえでは、柱になる竹材の両側から貫材をまわし、小舞を二重にして、片側から土を塗り込み、中空になった空気層で土を乾燥させる。
こうすると、ただ一度の塗りで、中が空洞の分厚い壁ができる。空気による断熱性も期待できる。
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左側が北方向で、竹小舞を取り付ける部分。竹柱の内外から貫材をまわしている。
版築壁は保護のため、型枠をつけている。
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竹小舞をつけたところ。
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北壁の内側と外側。
竹には、土落ちを防ぐため、シュロ縄(縦方向)をびっしりとまきつけ、ワラ縄(横方向)で締め固める。
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同じく土落ちをふせぐヒゲコも、独自の工夫をほどこす。


土練り  kneading earth

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2009年12月、キャンパス内に保管していた土を移動。フォークリフトで1トン土嚢を三つ運ぶ。
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ワラを入れて土練りする。(⇒ワラ採取)
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地面にブルーシートをひろげ、足で土と水とワラをこねる。
この赤い土は、峠の茶屋と同じく、沓掛の旧街道沿いの工事現場からいただいた竹林の土で、粘土質である。
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地元の人によると、この土練り作業は、昔は子供の仕事だったという。大人から土で遊んでおけ、といわれ、遊んでいるうちに土が練り上る。


土塗り applying earth

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2009年1月下旬に始まる顧問の小清水漸先生の退官記念展にあわせて、とりあえず北壁の外側から荒壁塗りを始める。
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2010年5月、内側も塗る。
素人のコテさばきはやめて、手で土を竹小舞に直接塗り付ける。
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つちのいえ House with earth top



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by aKCUA-Cafe | 2010-09-03 08:00 | 土のいえ Earthen house


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