材料調達:土の救出 earth from Edo period (3)〜大藪家・門その2
5月13日(木)、屋根の残り半分と、壁に取りかかる。
木曜は、芸大のテーマ演習「つちのいえ」の日なので、参加する学生は多い。

すでに母屋は跡形もない。屋根の土はあと東側半分。

解体される建物に青空はよく似合う。

屋根の次は、下の壁の土救出。掛矢で壁をなぐり、土を落とす。

魚の骨と肉を分けるように、土のみを落として土嚢につめる。
残った竹小舞から入る光が美しい。

休憩時間、解体業者の吉井工務店の作業員と遊ぶ芸大生。
吉井工務店の人たちは、畳を動かすなどして、作業を援助してくれた。
現場の人間どうしはすぐに気心が通じ合う。

土嚢はリレーで芸大内の「つちのいえ」のサイトに運ぶ。
屋根部分だけで、140袋前後あったから、土が3トン近く載っていたことになる。
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5月14日(金)、この日は、長谷川直人さんと井上の二人だけで作業。



土をすっかり救い出し、骨だけになった家屋。昔の職人の手仕事のあとがよくわかる。

5月16日、例祭をひかえた九社神社の提灯が、消えた大藪家の前にたつ。
⇒ 材料調達:土の救出 earth from Edo period (4)〜大藪家・土塀
⇒ 材料調達 how to get materials top
木曜は、芸大のテーマ演習「つちのいえ」の日なので、参加する学生は多い。




残った竹小舞から入る光が美しい。

吉井工務店の人たちは、畳を動かすなどして、作業を援助してくれた。
現場の人間どうしはすぐに気心が通じ合う。

屋根部分だけで、140袋前後あったから、土が3トン近く載っていたことになる。
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5月14日(金)、この日は、長谷川直人さんと井上の二人だけで作業。




⇒ 材料調達:土の救出 earth from Edo period (4)〜大藪家・土塀
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by aKCUA-Cafe
| 2010-09-04 08:00
| 材料 materials
水のゆくえ/アクアカフェ2010ドキュメント
by イノウエアキヒコ
カテゴリ
概要 aboutコンセプト concept
場所 site
大藪家 Oyabu's house
峠の茶屋 Touge-no-chaya
土のいえ Earthen house
材料 materials
制作プロセス process
5日間カフェ 5days of café
解体 decomposition
琵琶湖疏水 Biwako Canal
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