アクアカフェ Aqua-Café とは?/ introduction to Aqua-Café

「アクアカフェ Aqua-Café / @KCUA-Café」は、2010年夏、京都国立近代美術館にて開催された「Trouble in Paradise / 生存のエシックス」展(2010年7月9日〜8月22日)を構成する「水のゆくえプロジェクト」の一部です。

"Aqua-Café" is a part of art project "Where the Water Flows?" which is one of 12 projects of the exhibition "Trouble in Paradise / Medi(t)ation of Survival" organized by the National Museum of Modern Art, Kyoto, in summer 2010.

概要
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美術館の横を流れる琵琶湖疏水は、今年(2010年)、120周年を迎える京都近代化の礎です。
「アクアカフェ」は、同じ2010年春、高速道路建設のために取り壊された西京区大枝の江戸時代の民家の土塀や壁の土約12tと、同じく棄却される大原野の竹林の竹や藁、そして疏水の水を使って、水を飲むための空間を展覧会期中にワーク・イン・プログレスとして構築するプロジェクトです。
楕円のかたちは、疏水第一トンネルをつくるために人力で掘られた深さ47mの第一竪坑の断面をモデルにしています。第一竪坑掘削は、疏水建設でもっとも多くの死者が出た作業でした。しかし、この竪坑がなければ琵琶湖疏水はなく、したがって近代都市・京都もありえませんでした。
竣工後は、人と水と環境の関係をとらえ直すさまざまなワークショップのプラットホームになります。
また展覧会終了後は、本体を丁寧に解体し、土や竹を持ち帰って再利用します。
(井上明彦)
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Where the water flows : Aqua-Café

Molded earth needs water in order to hold its form, and humans need water in order to survive.
The Lake Biwa Canal, which was constructed 120 years ago, is the cornerstone of the modernization of Kyoto City, and it continues to hydrate and enrich the minds and bodies of the people.
Meanwhile, in the western end of Kyoto, many old houses and bamboo forests are being destroyed to make way for freeway construction.
Approximately 12 tons of Edo-period earth and several dozen bamboos will be carried from this site, and an 'Aqua-Café' for drinking water is built in front of the National Museum of Modern Art which was built alongside the Canal, as a work-in-progress using the water from the Canal.
The ellipse plan comes from the First Pit Shaft of Lake Biwa Canal, which was dug 47m depth by human hands for making the First Tunnel of the Canal. Many workers had been died from the hard labor of digging the Shaft. 
After completed, Aqua-Café works as a café for drinking water as well as a platform for various workshops on the relationship among human being, water and environment.
And after the exhibition, the body is decomposed and the material of earth and bamboo are brought back and reused.
(INOUE Akihiko)

*KCUA < Kyoto City University of Arts



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# by aKCUA-Cafe | 2017-12-31 23:00 | 概要 about

コンセプト:図式とプラン Concept (1) schema

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水のゆくえプロジェクト:
連鎖する水声(担当:中ハシ克シゲ、1階フロア)
+ @KCUA Café(担当:井上明彦、美術館前庭)
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# by aKCUA-Cafe | 2010-12-01 04:30 | コンセプト concept

コンセプト:図式とプラン Concept (2)

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イメージスケッチ
2010年5月(日付不明)、京都国立近代美術館および京都市上下水道局疏水事務所に提出。
同年6月2日、許可申請のため、京都市都市計画局風致保全課に提出。

以下、風致保全課とのやりとり。
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2010年6月2日1:47

風致保全課風致第一係 杉山光弘様

6/1夕方に、岡崎の京都国立近代美術館前に仮設する階段の件でご相談にうかがった、
京都市立芸術大学の井上明彦です。
美術館前庭につくるつちの立体のイメージスケッチをお送りします。
中に内容を記述しています。
7月はじめから現地で制作準備に入り、展覧会後はただちに撤去します。

京近美のHPに展覧会の概要が載っています。
参考までにごらんください。
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2010/381.html

建築審査課では、審査対象外で問題にならないということでコトがすみました。
この件は、疏水事務所所長の辰巳様と相談の上進めておりまして、
水道局からも内諾が出ています。
どうかよろしくお願い申し上げます。

井上明彦

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2010年6月2日10:38

井上様

メールありがとうございます。
アクアカフェのイメージは,添付資料と近代美術館のHPで確認致しました。

結論から言うと,
①アクアカフェについては,本来仮設工作物として手続きが必要ですが,今回は野暮なことはいわず,期間限定のオブジェ(インスタレーションアート作品)として取り扱うこととしたので,手続き不要とします。

②疏水に設置される橋は,不特定多数の方がアプローチとして使用する機能を有する仮設工作物として取り扱うので,昨日申し上げたように協議の手続きが必要です。申請書を提出してください。
申請書に添付する図書としては,
・美術館からの委任状
・疏水事務所へ提出する使用(占用)に関する申請書のコピー
・付近見取り図
・配置図
・工作物の構造図(平面,東立面,南立面に寸法,材質,色彩(塗装する場合はその色のマンセル値を表記,ただし自然素材を使用する場合は不要)を表記したもの)
・その他現況写真等
をお願いします。

※参考に昨日お渡しした申請書様式をデータでお送りします。

なお,仮設橋の強度等に係る構造審査については,建築物ではないので審査する機関がありませんが,PL法(製造物責任法)がありますので,何かあった場合は,設置者の責任が問われるのでご注意ください。(老婆心まで)

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所属:都市計画局都市景観部風致保全課
氏名:杉山光弘
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# by aKCUA-Cafe | 2010-12-01 04:20 | コンセプト concept

コンセプト:図式とプラン Concept (3)

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先に提出した、美術館前庭から疏水犬走りに降りる遊歩道設置案は、疏水事務所からは内諾がとれていた。
だが、主催者である美術館から外部業者に発注すると、安全対策も含めて予算がかかりすぎるということで、上記のより縮小した案を再提示。
ブリッジを隠す竹垣の案が出ているが、これはのち、防音シート設置案になる。
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上記の遊歩道縮小案も予算オーバーで廃案となった場合の、水路設置案。
この水路はのちに、建物内を貫通するものになる。(作成:2010年5月31日)



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# by aKCUA-Cafe | 2010-12-01 04:10 | コンセプト concept

コンセプト:図式とプラン Concept (4) plan

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アクアカフェの平面図と立面図。
平面は、第一竪坑のそれ(3.2x2.7m)の1.5倍。



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# by aKCUA-Cafe | 2010-12-01 04:00 | コンセプト concept


水のゆくえ/アクアカフェ2010ドキュメント


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